Comment

 

ご推薦コメント

bfp-prof-noda1

衆議院議員  野田 聖子

 

平成26年1月、日本は国連の「障がい者の権利に関する条約」に批准しました。

これにより、障がい者の人権や基本的自由の享有を確保し、障がい者の権利を実現するための措置が義務化されます。

現在の日本でも新しく建てられる建物は、ほとんどが障がい者や高齢者の方々にも利用しやすいユニバーサルデザインが採用され、バリアフリー化が進んでおります。

そもそも「バリアフリー」という言葉は、障がい者など身体に不自由のある方々にとって物理的に障害(バリア)になるものを取り除く(フリーにする)という意味がはじまりです。そして現在では、物理的な障壁のみならず、資格・免許取得など制度的な障壁や文化・情報の取得する権利の確保、そして差別など意識上の心の壁などこれらすべての障壁をなくすことを指しています。

それでは、日本でこれらのバリアフリーがどこまで進んでいるかを考えたとき、もっとも理解が進んでいないのが「心のバリアフリー」ではないでしょうか。

どうしても意識のないところで知らずしらずのうちに、障がい者に対して見えない壁を作ってしまい自然な形で接することができないことがよく見受けられます。障がいがあることが「ふつう」であるという理解がまだまだ進んでおりません。

この映画はそのような心の壁を内側から取り除くことを目的として制作しております。心のバリアフリーが進めば、障がい者の方々が普通に働き表現できる社会がきっと実現できます。

政治家として、障がいを持つ息子を抱える一人の母親として、この映画を通じ障がい者が輝けるポジティブな世界になることを期待してやみません。

みなさまにもご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

公益社団法人 日本医師会 会長  松本 吉郎

 

わが国では公共施設のバリアフリー化が進むなど、障がい者が健常者と同じような生活ができる環境整備が進められ、街中で障がい者の方々と出会う機会も昔に比べて増えたと感じる方も多くなったのではないでしょうか。

しかし、2021年に発表された障がい者に優しい国のランキングにおいては日本の順位は18位とまだまだ低く、残念ながら欧米諸国に比べてハード面、ソフト面共に依然として遅れていると言わざるを得ない状況にあります。

今後、わが国における真のバリアフリーを進めるためにも、国民一人ひとりの心のバリアフリーをより一層進めていく必要があります。

そういった状況の中で、バリアフリー・フィルム・パートナーズ様が進めておられる、誰もが輝ける真のバリアフリー社会を目指す本事業の取り組みは、バリアフリーを進めるためにも大変意義があり、ぜひ、多くの皆さんに本事業を知って頂きたいと思いますし、その支援が広がることを心より願っています。

bfp-prof-harada1

資生堂 トップヘアメイクアップアーティスト

原田 忠

 

あの嬉しそうな笑顔が今でも忘れられません。不慮の事故で車椅子の生活を余儀なくされながらも、すべてを受け入れ、卑屈にならず、悲しさや苦しさの微塵も周りに見せなかった叔父。そんな叔父を献身的に支え続けた、片足に障がいを持った叔母。美容師である母が叔父をカットし、叔母にパーマをかける。2人が綺麗になっていくまでの楽しげな会話と笑い声が響いていた、幸せに満ちた心地よいひとときがとても大好きでした。

だれかの幸せと笑顔をつくるお手伝いをすること、表面的ではない内面から湧き出る心の美しさを引き出すことが、美にたずさわる自分に課せられた使命であると信じています。

障がいの有無にかかわらず、自分の人生を生きる覚悟を決めた純粋で崇高な精神こそが心のバリアを取払い、互いの異なる価値観を理解し肯定し認めあうことが、より豊かで平和な社会の実現を目指す一歩になるという強いメッセージを孕んでいるこの映画が、誰もが自信をもって美しく生きるための「人間讃歌」として人々の心に響き続けることを願ってやみません。
 
 

 

応援メッセージ


 

アイドルグループ「仮面女子」

猪狩 ともか

 
 
私は2018年4月不慮の事故により脊髄を損傷し、車椅子生活となりました。

バリアフリーを必要とする身になって初めて日本のバリアフリーの現状を知りました。
2021年に日本で開催されるオリンピック・パラリンピックに向けてバリアフリー化は進んでいると聞きますが、それは建物など物理的な物の話です。

「心のバリアフリー」という言葉がありますが、実際街に出るとどうしても色眼鏡で見られることや邪険な扱いを受けることもあります。
そういったことから心理的なバリアフリー化は進んでいないようにも思えます。

バリアフリー・フィルム・パートナーズの映画によって、障がいを持つ人たちへの理解が深まることを期待しています。

そしてその映画に私も出演させて頂くことになりました。
予想もしていなかったことでとても驚いていますが、心のバリアフリー化の実現に向けて精一杯頑張りたいと思います。
 
 
 
猪狩ともかオフィシャルブログ
 
 

「私も応援しています」

詩画作家 星野 富弘 

※映画の題字をご提供いただきました

「私も応援しています」

声優 古谷 徹 

 

 

皆様の応援をよろしくお願いいたします。

バリアフリー・フィルム・パートナーズ 会員一同